はてなブログは5年でどう変わったか?人気記事のタイトルから読み取る
はてなブログ5周年だそうです。
はてなブログのスローガンは「書き残そう、あなたの人生の物語」なのですが、実際どんな記事が多いんでしょうね。
例えば、アメブロと言われるとなんとなくイメージがわきますが、はてなブログは外からどう見られているんでしょう。また、この5年で変化はあったんでしょうか。
ということで、こういうことをやってみました。
- 一年ごとのはてなブックマーク数上位1000記事を取得
- はてなブックマーク検索を利用
- 期間指定をして人気記事一覧取得し、はてなブログのみを抽出(わりと適当なので漏れがあるかも)、さらに上位1000記事を抽出
- 期間は1年目が2011年11月7日〜2012年11月6日、というように11月7日を区切りとする
- 記事のタイトルを形態素解析
- Mecabを利用
- 名詞のみを抽出(数とかは除外)し、頻度をカウント
- ワードクラウドで可視化
- Rのwordcloudパッケージを利用
x年11月7日から翌年11月6日にブックマークがつけられたはてなブログの記事のうちブックマーク数が多い上位1000記事のタイトルを形態素解析して頻出単語を可視化、ということなのですが、どういうことかわかりにくいかもしれないので、例をひとつ。
ある方の直近1000件のはてなブックマークコメントをワードクラウドにしてみました。
字が大きいほど出現頻度が高い単語です。同じ頻度の単語が同色になっています。
なんとなく雰囲気はつかめますね(利用した辞書では「恐ろしい恐ろしい」が固有名詞で登録されていました、おそろしい!それと、ネガティブなコメントが多い中で光り輝くポジティブコメント「良エントリ」は「良」と「エントリ」でわかれてしまっています)。
これとおなじように記事のタイトルを用いて雰囲気をみていくというわけです。
上位1000記事なのですが、下位でもブックマーク数は200以上なので、おおよそホットエントリに入った記事群とみなせると思います。
つまり、人目に触れる機会が多い記事群であり、対外的なはてなブログのイメージを形成する一因になっているのでは、と思います。
それでは、一年ごとに雰囲気を見ていきましょう。
ちなみに私はITエンジニアではありません。日曜大工的なノリでやってみたという程度なので、ふわふわっとした気持ちでご覧いただけると幸いです。
1年目
1年目(2011年11月7日〜2012年11月6日)はIT技術に関する記事が多かったことがうかがえます。技術的な固有名詞が並ぶのが特徴的です。
中身がよくわかってない私の主観ですが、ぱっと見、イメージ的には技術評論社の雑誌のようです。
私はこの頃のはてなブログの印象が強く、世の中は頭のいい人がいるんだなぁ(書いてあることはしっかり理解できていませんでしたが)、と思うとともに、ブログはやはり専門的な知見・経験がある人が書くから注目を集める(はてなブックマークがつく)のだな、と思っていました。
2年目
2年目(2012年11月7日〜2013年11月6日)は他の年に比べるとあまり特徴がありません。1年目より技術的な固有名詞が少なくなり、より抽象的なタイトルが増えます。テクノロジそのものよりメソドロジ、仕事の仕方や開発の仕方など手法に焦点が当てられてきているように見受けられます。
イメージ的にはどうでしょうか、まだIT技術よりの雰囲気が漂っているので日経BP社のIT系雑誌あたりが近そうです。
ちなみに、これは5年とも共通なのですが、読み手を意識して書かれた記事は「○○な人」、個人の体験談は「○○した話」というタイトルがつくため、「人」、「話」などは頻出単語になります。
3年目
3年目(2013年11月7日〜2014年11月6日)になると、技術色が薄れてきてました。「まとめ」の頻度が高くなり、あわせて「レシピ」「本」なども頻出するようになります。
イメージは…かなり適当ですが、なんとなくクックパッドなど、料理のレシピをまとめた雑誌でしょうか。
この結果は、おそらくまとめ・キュレーションサイトの影響なのだと思います。
自身の技術や経験にもとづく考えを伝えるというより、情報をまとめたり、既知の情報を伝えなおしたりするスタイルが増え、そういった記事にブックマークが多くつくようになってきたようです。
4年目
4年目(2014年11月7日〜2015年11月6日)は、大きく雰囲気がかわります。「おすすめ」「ランキング」「紹介」など、まるで日経トレンディやDIMEの表紙のような雰囲気に。
買って良かったものなどをまとめて紹介する手法が(SEO的にも?)人気を博した結果なんでしょうか。
しかも漫画であったりアプリであったり、検索におけるビッグワードが多く、 はてなブログでればこう書けば検索上位にくる、といったノウハウが共有されてきたのかもしれません。
5年目
そして5年目(2015年11月7日〜2016年11月6日)。4年目の流れは残しつつも、定番の「英語」だったり「人生」「仕事」などビジネス・生活に近い言葉の頻度が多くなってきました。
雰囲気は、例えば、日経ビジネスAssocieとかでしょうか。
まとめ
最後に、可視化で利用したRのwordcloudパッケージにグループ間の差と共通をみる関数が用意されていたので使ってみました。
まずは5年ごとの差がこちら。
1年目と5年目の違いがはっきりとわかります。3年目から4年目が転換点だったんじゃないかなぁ。
次は5年間の共通ワードがこちら。
書いてある題材が変わったとしても、自身の経験を伝えたり、特定の誰かへ解決策を伝える記事が人気を集めるのは不変のようです。
さて、それでは、なぜ5年間ではてなブログの雰囲気が変わったんでしょうか。
今回の対象となった1000件x5年はブックマークの質の影響を受けます。書き手が読み手に合わせて変わったのか、書き手が入れ替わったのか、書き手と読み手が同じユーザーになってしまったからか、別サービスとの関係、などなど、この辺の話を掘り下げないと説明できないかもしれませんが……今回はここまで。
というわけで、はてなブログの雰囲気をなんとなく掴んでみたい、というふわふわとした記事でした。
5年後の自分へ、もう少し技術的にも内容的にもカッチリした記事がかけるようになっていてください。
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
孫に号泣されたじいちゃんのプレゼント大作戦
さかのぼること一年前の夏。
孫娘に号泣されるじいちゃんがいた。
初孫なのに抱っこできないじいちゃん
生後間もないころ、初めてのひな祭り、お宮参り、そこまでは良かったんです。
お盆に娘を連れて帰省することになり、じいちゃんは孫娘と数カ月ぶり再開することになりました。
生後8ヶ月。
これくらいの月齢になると、赤ちゃんは人の違いを認識して意思を持って接するようになります。いわゆる人見知りが始まる頃です。
で、結果がこちら
号の泣です。
じいちゃんをみると何故か泣く泣く、抱っこしようものなら全力で脱出を試みて暴れまくります。
必死過ぎてかりあげクンみたいな口に
まともな抱っこの写真が一枚もありません。
ばあちゃんには懐いていたので、見た目なのか声なのか、じいちゃん特有の何かが娘を怖がらせているようでした。
まぁ、じいちゃんも赤ちゃんに不慣れなので、引き出しがほぼないんですよね…
唯一のあやし芸がメガネボーン…
最初は笑ってみていた私と妻も、3日間泣かれっぱなしでションボリのじいちゃんをみているうちにいたたまれない気持ちになってきました。
結局、笑顔の抱っこがないまま終わったじいちゃんの夏でした。
今年の夏にむけて仕込む
妻「みていられない」
妻の悲痛な心の叫び(最初めちゃくちゃ笑っていましたが)、このまま何もしなくてよいのだろうか、いやよくないでしょう、ということで一年かけて準備をしていくことにしました。
娘のお気に入り猫スクラップブックにじいちゃんを添えて、サブリミナルじいちゃん
タブレットを実家に贈っていつでもビデオ電話、コンピューターおじいちゃん
他にも、じいちゃんに似た人がいたら積極的に会わせる(ドッペルゲンガーじいちゃん)など、なるべくじいちゃんの顔や声に慣れてもらおうと心がけてきました。
今年の夏
そして、ついに今年の夏がやってきました。新幹線に乗り、長野へ。
佐久平駅で車で迎えに来てもらい、実家に向かう手はずになっています。
ちなみに佐久平は、真田に沸く上田と天下の軽井沢に挟まれる、どちらかというと地味な駅です。ただ、地味ながらも新幹線駅を起点とした都市開発の成功例とも言われています。佐久平駅から都内に通勤する人もいるそうです。
そんな私のうんちくをつまらなそうに聞く妻と新幹線にワクテカの娘。
そうこうしているうちに佐久平到着。
改札で満面の笑みで出迎えてくれたばあちゃんには早くも慣れました。
一方、運転席で待つじいちゃん、娘とは直接顔を合わせないまま移動するとこになり、車内に緊張が漂います。
欲しいもの買ってあげる作戦
じいちゃん「トイザらスに行くよ」
予期せぬ一言、車ですぐのところにあるトイザらスへ向かうことに。どうやら欲しいものを買ってあげたいそうなのです。
私と妻も最寄りにトイザらスがないので憧れの場所だったのですが、娘も入り口から遠目にみえる宝の山に一層目をキラキラさせています。
あっ!
と、指差してはおもちゃに突進し、ふむふむと遊び尽くす娘。
ぴたりと寄り添うばあちゃん。そこはじいちゃんに譲って欲しいんだけどなぁ。
しかし、鉄壁のばあちゃんのディフェンスを前にじいちゃんは孫とのふれいあいがないままトイザラッキーを強いられます。
ところが、
あ、もしかして、端から全部見ていく気!?……まさにトイザらスと化した娘、ばあちゃんに一抹の不安がよぎります。
ガチで端から遊びだす、しかも1つ1つが長い
だいたい田舎の人は車文化なので健脚じゃなかったりします。
ばあちゃんが体力温存で一歩引いたところで、じいちゃんが控えめに近づいていき……すると、なんということでしょう。
そこには、孫を抱えるじいちゃんの姿が。
ピタゴラスイッチ的なおもちゃにビー玉をエンドレスで流し込む娘、せがまれて何度も持ち上げるじいちゃん、トイザらスにも沼がありました。
無言でうなずき合う私と妻。なんてことはないシーンなんですが、昨年の惨劇を目にしているためか感慨深いものがあります。
その後も多少の緊張感はあるものの、じいちゃんと娘は一緒に仲良くお店を巡っていました。
しかし、トイザらスハイなだけかもしれません。
まだまだ安心できないかもしれない、と実家に向かいます。
気に入ったおもちゃのカートで店内を爆走する娘
ちなみにトイザらスでは、いろんな商品が入っているおもちゃのカートを買ってもらいました。今もうちの中で縦横無尽にお買い物をしています。
サプライズプレゼント作戦
記憶する限りではプレゼントを贈る父を見たことがありません。なので、私としては衝撃的なできごとでした。
なんと娘におもちゃを買ってくれていたのです。
子供向けレジのおもちゃ
「ディズニーマジカルマートへようこそ!」というミニーの声で動き出すレジやビニールボールなどなど、家にもおもちゃの山がありました。
中にはガチで「それどこで買ったの?」なブツもありましたが……
とくにレジが娘のお気に入り。ピッ、とスキャンしたものを判別して値段を読み上げてくれます(赤外線とRFIDタグで認識してる?)。
レジモード以外にも、読み上げられた商品をスキャンするとピンポン!となるお使いモードもあります。
教えたことがないぶどうを的確にお使いしてくる姿に、「天才か」と騒然する我が家。さすが巨峰が名産である東御市の孫です。
このドリームレジスターは大のお気に入りとなり、我が家のあらゆるものが日々お会計されています。ちなみに私は250円でした。
シャボン玉で仲良くなろう作戦
更にじいちゃんの作戦は続きます。
勝機とよみとり、一気呵成に畳み掛けてきました。
じいちゃん「シャボン玉やらないのかい?」
三角形に秘密あり
私が遊びたかった、そんな理由でトイザらスでこっそりシャボン玉グッズを買っていたのです。それをじいちゃんは見逃しませんでした。
聞くところによると、巨大シャボン玉をつくるには三角形が向いているそうです。
トイザらスでみつけたこのアンビリーバブルビッグも三角形になる剣型のシャボン玉グッズです。
その威力は……
でっ
でかいっ!
全員「ワァオ」
娘大のシャボン玉を簡単に作ることができるじゃありませんか。
作ってくれとせがまれて巨大シャボン玉をつくるじいちゃん
バブル系の魔法を発動している風の娘
さすが、古くから遊びの王道として君臨するシャボン玉です。1歳8ヶ月の幼児から70歳間際のじいちゃんまで夢中になって遊んでしまいました。
一体感が出たところで、じいちゃんが普通の大きさのシャボンをやってみせると、フーっと真似をする娘。
初日はできませんでしたが、じいちゃんに教えてもらったかいがあって2日目には、見事なシャボン玉を作れるようになりました。
できた!
シャボン玉作戦でかなり距離が近づいた感があります。
というか、「あれ、ずっと消えずに飛んでてすごかったな、すごかったな、な」と興奮気味なじいちゃん。実際一番はしゃいでたのはじいちゃんだったりして。
一緒にじょうろ作戦
2日目の朝、朝食の後に再びじいちゃんの作戦が発動します。
じいちゃん「一緒に水をあげるかい?」
なんと、娘用のじょうろを用意してくれていました。
孫のために買って育てているサクランボの苗木、自らぞうさんじょうろで水やり
労働の喜びをかみしめる娘
黙々とトマトやナスに水を上げる二人。まるでいつも一緒にいるじいちゃんと孫が日課の水やりをしているかのようです。
最終日は抱っこされてトマトを収穫
時間があると、自分から水やりをしたいと積極的な娘にじいちゃんはとてもうれしそうでした。トマトは嫌いなので食べられませんでしたが……
笑顔の抱っこでお別れ
地元ではかなりイケているスーパーマーケット「ツルヤ」で仲良く買い物したり、
娘史上最高の乗り心地だった(と思われる)のツルヤのブーブーカート、娘は自分がしてると思っているが運転してるのはじいちゃんだ!
立科町にある長門牧場を一緒に楽しんだり、
長門牧場はアルパカもいますが、つばをとばしてくるので気をつけろ!
プレゼント大作戦が功を奏したのか、だんだんと仲良くなっていったじいちゃんと娘でした。
最終日は、小諸駅からしなの鉄道にのって軽井沢駅経由で帰る予定だったので、小諸でお別れです。
駅前で記念撮影。
時間がなかったので、なぜかアニメの聖地パネルの前でポーズ
にっこり笑って抱っこでお別れ。家族全員が大満足の楽しい帰省となりました。
まとめ
じいちゃんが笑顔で孫娘を抱っこできて本当に良かった。
時間が解決しただけでは、とも思いますが、じいちゃんなりに孫娘との距離を縮めようといろいろとプレゼントを用意してくれたことがうれしいです。
また、ふりかえってみると娘の反応が良かったのは、カート、レジ、シャボン玉、じょうろ、大人とおなじことができるおもちゃが楽しかったようです。おもちゃそのものというより、一緒に遊ぶとか、一緒にお仕事する、という体験が嬉しかったのだと思います。
と言うわけで、娘に号泣されたじいちゃんのプレゼント大作戦の話でした。
それどこ大賞「買い物」
ハモネロ デ スノコ
困った。
ハモン・セラーノを置く台がない。
とりあえず娘のカタカタに乗せてみたが……
はてなからの贈り物
ある日、家に肉が届いた。
それは肉というにはあまりに……
大きく、ぶ厚く、重く、そして……
いろいろと大雑把すぎた……
一本の肉塊と一枚の紙。
自分で応募して当たった景品なので心当たりはあったのだけれど、忘れた頃にやってくるにしてはインパクトのあるお届け物だった。
食べ方とか、さしたる説明もない。
肉送ったから、煮るなり焼くなり好きなようにしてね!というかなりはてならしい?投げっぱなしな景品だ。どう食べろっていうんだ!
何より、これ、想像していたものより大きかった。
1歳2ヶ月の娘(75cmくらい)と比較
重さは約7kg。娘(9kg)よりちょっと軽い。
複雑な心境になる表現だが、1歳2ヶ月の乳幼児とおなじくらいの大きさの肉が送られてきたのだ。
ハモン・セラーノに必要なもの
ハモン・セラーノは、100グラム1000円とか数枚なのに600円とか、それなりのお値段がする高級生ハムだ。世界三大ハムの1つでもある。
ハモン・セラーノ(西: Jamón Serrano)はスペインで作られる生ハムである。「ハモン」とはハム、特に熟成したものをいい、「セラーノ」は「山の」という意味である。 ハモン・セラーノ - Wikipedia
実際は、我が家に届いた「原木(木みたいだからこう呼ばれるらしい)」と呼ばれる塊の状態で作られ、そこから切り出して食す。
もちろん、原木で買うと相応のお値段がする。我が家のハモン・セラーノ様は少なくとも2万円前後はするようだ。
実は以前からハモン・セラーノについてはネットの記事で知っていた。
「買ってしまった」やら「買ってはいけない(まんじゅうこわい的な)」と題されるほど個人が安易に手にできる食材ではないことから、気になりつつもおいそれ手を出せないよなぁ、と淡いあこがれを抱いていたのだ。
@nifty:デイリーポータルZ:豚の足一本分のハムを買ってしまった
生ハム原木を買ってはいけない(2016年追記あり) | N-Styles
そういう意味では、念願の食材が手に入ってワクワクが止まらない感はあったのだけれど、肝心なことに気づいてしまった。
購入した方々の記事を読み返すとないものがある。
そう、台がない。
台は「ハモネロ」と呼ばれる。この台がないとハムを切り出すときに困るので、原木を買った人には必須のグッズなのだ。
だけども問題は今日の肉、台がない
と口ずさむ私。
はぁ?という顔でこちらを見る妻。
さぁ、どうしよう。
はじめての食育?
当座しのぎで手押し車の上に置いたが、娘が今にも運搬しようとウズウズしている。
「台がない」問題の解決策を思案する間、ハモン・セラーノはとりあえず娘のプレイゾーンに置くことにした。
おもちゃたちの「新しい仲間?……」という戸惑いの声が聞こえてくる
冒頭に書いたとおり、届いたハモン・セラーノは全長75cm重さ7kg程度。娘とほぼ同じ。
台について調べる過程で知ったが、ハモン・セラーノの熟成期間は少なくとも36週らしい。おそらくこの原木も1年近くかそれ以上は熟成されているのだろう。
生後14ヶ月(当時)の娘を横にするとますます複雑な心境になる。
ハモン・セラーノにマウントポジションを取ろうとする娘
ちょうどいろいろな動物を紹介する「けもの」という絵本を愛読していたので、これがブーブの後ろ足なんだよ、と読み聞かせをしてみる。
にゃーにゃやわんわに比べてモーモやブーブは人気薄
いつもは興味なさげにササッとめくってしまう「かちく」のページをじっくり見ている。興味をもってくれたのだろうか。
買うべきか
さて、台だ。
ネットで調べると、決して安いものではない。というか高い。
楽天で在庫有りのハモネロ単体の最高額を調べてみると10万円もした。
送料無料!【アフィノックス(Afinox)ハモネロ(天然大理石)】【05P03Sep16】 |
だいたいハモン・セラーノの原木を買う人は多かれ少なかれセレブなのだ。
そりゃ台の売り文句に「クラシックなイメージの重厚感あふれる天然大理石」「一生もの」なんてキャッチコピーが踊るわけである。
中には5000円程度のものもあるけれど安いわけではない。それに、食べ終わった後の使いみちの無さを想像すると、やはり簡単にポチッとできない。
買うや買わざるや、悩ましい。
ささやかにDo It Youreself
結論が出ないまま所用で外出。その帰りに、ふと見上げるとある看板が目に入ってきた。
DOIT、ドンキホーテグループのホームセンター
Do It YoureSelfねぇ、うーん、自分で作ってみる?
と、思ったが、はっきりいってホームセンター的なお店とは無縁、自分でものを作った記憶を辿ろうとすると図工に辿り着きかねないほど、これまでの人生は工作スキルに一切ポイントをふってこなかった。
入店するにはしたが、なんというか目がすべる
何をどうすれば良いかわからないし、板を切って、釘を打って、なんて無理ゲーだよなぁ、と茫然とさまよっていると、見慣れたものが目に入った。
すのこか
万能ねぎ、万能すのこ、万能素材界のツートップの一つを使えば私でもなんとかなるかもしれない。
軽いノリでスノコを軸にそれっぽい材料をえらぶことに決める。と、不思議なもので材料を探すのが楽しくなってきた。
ネジの世界の深淵をのぞくなど
一通り材料を揃えたが、組み合わせるために部分的に穴を広げる必要があることがわかった。ここで工具を買ったら費用的に本末転倒だ。
ところが、ホームセンターは工具室も完備、てめーでやりやがれ精神に満ち溢れていた。
ゾンビに襲われたらここに逃げ込もう
万力の固定力に感動するもやしっ子
なんとか狙ったとおりキリを通して作業完了。組み立ては家ですることに。もちろん腑抜けた手のひらにはしっかりとマメができていた。なさけない。
スノコでハモネロを作る
スノコでハモネロを作ったことがある人はおそらく少ないだろう。まぁ、作ると言っても組み合わせるだけなのだけど。
スノコとスノコ拡張用の木材とネジと謎の金属板、材料費は2000円に収まった
ガシガシと組み合わせて
キリで拡張した穴にネジを2本通す
一応、このネジがスノコハモネロの肝で、上下でガッツリと挟み込んで固定をしてくれるはず。
いい塩梅に固定ができた
これだけでもかなりしっかりと固定されるが、さらに台座でも固定しないとハモネロらしさがでない。
本来の使い方が不明な謎の金属板をネジで固定
ガッツリ固定できた
行き当たりばったりで作ったにしては、わりとそれっぽいものが出来た気がする。いや、賛否はあるだろうが、そういうことにしたい。
ハモン・セラーノ開封の儀
ハモン・セラーノが届いてから2日が経った。
冷蔵された状態で届いた場合は1日から2日程度おいてから開封したほうがよいそうなので、タイミング的には悪くない。
このあたりの手順は先人たちの教え(上で紹介した2記事)が非常に役に立った。
開封すると、独特なオイリーな匂いがたちこめる
カビや余分な油をふきとり
オリーブオイルでせっせと磨く
生ハムは乳酸菌が生きている発酵食品なので、冷蔵保存で休眠している乳酸菌が活性化するまで待たなければいけないとのことだ。セットに付属のオリーブオイルでハムの表面をていねいに拭いて、もう一日我慢する。@nifty:デイリーポータルZ:豚の足一本分のハムを買ってしまった
乳酸菌というと私にとっては長野の実家で母が作る野沢菜漬けだったりする。野菜に肉に乳酸菌さんまじ有能だよね、と妻と話しながら作業をすすめる。
テカテカ、仕上がってきたハモン・セラーノ選手
いよいよ我がスノコにハモン・セラーノを設置するときがやってきた。
手にマメを作ってオリジナルスノコ台を組み立てたり、娘が寝静まった夜中に肉を磨いたり、なんでこんなことしてるんだっけ?と何度も頭に「はてな」を浮かべながらも、一応はここまでだどり付いた。
妻「おもいのほか、それっぽい」
私のものづくりへの期待値が低いというのもあるけれど、辛口レビューが多い妻に及第点をもらえたのがうれしい。
ちなみに置く向きはどっちが正しいのだろうか。
肉付きが良いほうが上にくるパターン
グーグルで画像検索すると、蹄の裏を上に向ける場合が多いことがわかる。こうすると、肉付きの良いほうが上に来る。
ただ、読めないスペイン語を無理やり翻訳したりして調べた結果、「初心者はうまく切れないだろうから、失敗してもいいように初めは肉付きが良くない方を上にしてごらん」という記事をみつけたので、今回はそれに習って設置することに(次回はあるのか?)。
いざ、玄関へ
さて、乳酸菌の活性化のためにこの状態でもう1日程度は待つ必要がある。
やはり先人の教えで、玄関に置くと映える(というか我が家も置き場所がそこしかない)と覚えていたので、移動することに。
付属品のラベルと荒縄?、それに娘の豚さん積み木を置いて完成
湿度と温度はどの程度がよいんだろう
うーむ、良い出来ではないだろうか。
後日、孫娘に会いに実家からやってきた母が玄関で悲鳴を上げていた。
ハモン・セラーノのある生活
さぁ、食べるぞとなってからが、また試行錯誤だった。
ものすごく硬い
そもそも専用のナイフじゃないのだけれど、たしかにコツが必要で売っている薄い生ハムを切り出すのは至難の業だとわかる。
これが限界
本日の収穫 赤ワインを添えて
しかし、先人たちの教えにもあったけれど、市販のものでは味わえないあえての厚切りハモン・セラーノは絶品だ。
今まで食べたことがない肉肉しい生ハムの食感、噛むごとに肉の味がじわりと口に広がる。赤ワインを口に含んで鼻から抜ける風味を楽しむ。
さて、明日から残りの肉塊をどうやって食べようか。
ある日は、スーパーで買ったチーズピザの上に。今年1番のうまいビールが飲めた。
ある日は、パッションフルーツとフルーツパインといちごで。
パッションフルーツといちごはイマイチだったが、フルーツパインは結構合う。
ある日は、厚切りトーストにとろけるチーズと焼き茄子で。今年2番目にうまいビールが飲めた。
まとめ
今回良かったのは、ささやかながらも、モノ作りの楽しさに触れることができたことでした。これまで何かあると既製品を買うことしか考えていなかったけれど、「作ってみる」という選択肢を増やすことができたのは収穫でした(すのこ自体は既製品なのだけど)。
やはり、行動の変化や新しい体験を促すきっかけになる買い物や贈り物は素晴らしいと思う。今年の娘の誕生日にはそういったプレゼントを贈りたいなぁ。
というわけで、ハモン・セラーノが贈られてきたことをきっかけに、スノコでハモネロをつくった話でした。スノコハモネロは解体されて本来のスノコの役目を全う中。
それどこ大賞「買い物」
成長の夏
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」
娘「花火はきれいだけど、はかないね」
1歳8か月になった娘のひとこと……なわけはありませんが、なんて成長著しいんだろうと思った今年の夏の娘の一コマ。
去年はお母さんに抱っこされて、恐る恐る覗き見るのが精一杯だったのに!なんて堂々としたものでしょう。
色んな物に興味を示すようになったのに加えて、とくにここ数ヶ月は、身体能力が高くなってダイナミックな動きが増えてきました。
しばらく続いた運搬ブームのときには、それ持てちゃうの!?というような重い物も、うんとこしょと頑張って運びました。
ふんばりスタイルがかわいい。
家の中では、すわ、お母さんorお父さんがいないと見るや捜索、早く出てこいとイーサン・ハントばりの体勢でトイレを妨害するようになりました。
巧みな靴ベラ使いで攻め立てます。我が家の安便はミッションインポッシブル。
大人の真似も増えてきてました。もっぱらお母さんの真似が多く、掃除機をかけていると、私にもかけさせろと強引に奪うこともしばしば。
軽量の掃除機も娘には重いのでガトリングガン持ち。「ごぉー」と自分で言いながらかけます。
部屋の探索にあきると、完全武装でおでかけ要求が始まります。帽子を指差して「ボウ!」がおねだりの合図です。
巨大遊具に挑む娘。
別の日、自分からすべり台のハシゴを登る娘。お父さんにとっては思わず声がもれるほどの驚きの一歩でした。
さらに、夏になってからのここしばらくは、意思表示がはっきりとしてきて、目を見張る成長を見せてくれています。
新しい言葉をどんどん使うようになってきて、もしかすると語彙爆発期(言葉の爆発期)を迎えつつあるのかもしれません。
ちなみに、この1歳半を過ぎたあたりから言葉が急増する「語彙爆発」ですが、爆発といっても、次の論文によると1歳台であれば1日あたり平均1語程度なのだそうです(1日に8から10個も新しい言葉を発する説を否定する内容)。
ここで注目したいのは,語彙爆発後の速度が 1 日あたり平均約 1 語程度という点である。語彙爆発に関する教科書的な記述では,「語彙爆発が起こると 1 日 8-10 語のペースで新しい語を発する」とされていることが多いが,語彙爆発直後の 1 歳台に限定にすれば,そのようなペースで語彙発達が進むことはない。本データでも,1 日に 8 語以上も新しい語が出ることはほとんどなく,99%は 1 日に 4 語以下である(南・小林,2012)。この点は,Bloom(2004)が語彙爆発のレビュー論文でまさに問題視したことであり,従来研究で定量的解析がほとんどなされなかったために,誤った記述が一人歩きしてしまった可能性が高い。従って,本データは,語彙爆発に関する教科書的記述の適正化のためにも貴重な証拠を提供する。 語彙爆発の新しい視点:日本語学習児の初期語彙発達に関する縦断データ解析
とにもかくにも、妻も私もこれまで小さい子どもが身近にいたことがなかったこともあり、2歳にならない子どもがこんなにも活動的なことをするとは思いもよらず、毎日が驚きの連続です。
3日会わざればどころか、刮目の毎日、来年の夏はどうなってるのやら。楽しみでなりません。
ちなみに写真は妻が撮影、前方のカップルの構図に重ねたそうです…。
1ヶ月かかった1歳児の「慣らし保育」わが家の体験記
4月の第1営業日は1年でもっとも赤ちゃんと幼児が泣く日なのかもしれません。
なぜかというと、この日は慣らし保育初日なのです。
慣らし保育とは
慣らし保育とは、愛すべき家族たちと離れ、保育士さんや仲間たちに囲まれて楽しくやっていけるかどうか段階的に確認する期間(の保育)を指します。
進め方は保育園の方針や子どもの年齢によってまちまちのようです。見聞きした限りでは、初日は1時間程度預けて様子をみて、翌日から徐々にのばしていくというところが多いようです。
試されるのは子どもだけではありません。親もまた然り。
これまた自治体によって様々ですが、例えば、「両親フルタイム勤務」のポイント前提で入れた保育園の場合、4月中に母親の勤務記録を提出しないと「両親フルタイム勤務」ではないと見なされて退園、というところもあります。
2週間、1ヶ月経っても子どもが慣れないまま数時間しか預けられず、職場に復帰できず、八方塞がり?なんてあせることもあり得るのです。
いつか慣れるよ、と言いつつも親もドキドキの慣らし保育、我が家の様子を備忘録がてら残しておきます(妻の話を私が書き起こし)。
慣らし初日「日本で一番赤ちゃんと幼児が泣く日」
1歳児クラスの仲間たちは10人、娘をいれて11人(以下、イレブン)。初日は8時半と、少し遅めの集合でした。
妙な緊張感を感じ取ってか、早くも泣きだす子も。そして、勢揃いする頃には、まだ母親たちが部屋に残っているにもかかわらず全員が泣いていました。
保育士さんの「親は出てください~」の一声で親が退場、あわせるように全員が一斉に火が付いたように泣き叫び出します。
廊下からこっそり覗くと、
無常に閉まる扉へよちよちとつめより、水玉模様の穴から母親を必死に探すイレブン。さながらパニックムービーです。
一時間だけのつらい慣らし保育が始まりました。
これまで24時間365日ほとんど離れることなく一緒に暮らしてきた我が子との別れの時間です。
家に帰るほどの時間もないので、近くのファーストフードへ入店すると、そこには同じ境遇であろう放心状態の母親たちが……。
一時間後、元気に遊んでいるかも?という淡い期待を頂いて保育園へ。
娘は、ううっ〜とうなり泣きながら部屋中を歩きまわっていました。
迎えに来た妻を見つけるやいなや扉間際に設置された柵にしがみついてギャン泣き。イレブン全員がこの調子でずーっと泣きっぱなしだったそうです。
帰り際、別の保育園からも泣き叫ぶ声が漏れ聞こえて来ました。
やはり慣らし保育初日は日本で一番赤ちゃんと幼児が泣く日なのだと思います。
この日、娘は、家に帰ってからずっと「そこにいるよね?」と確認するかのように体のどこかを家族にくっつけていました。
慣らし2日目「安心タオル」
多分心が落ち着くんでしょう、娘は不安になったり眠くなるとタオルを手にして歩きまわります(多少選り好みはあるけれど、タオルであればなんでもよい)。
我が家では通称「安心タオル」と呼んでいます。
2日目は安心タオルを持たせる作戦で望みました(といいつつ渡し忘れましたが)。
それでも、先生が距離を詰めて接してくれているので、これならそのうち慣れてくれるだろうな、という安心感があります。
初日と同様に近所のファーストフード店で放心状態の母親たちと不安な時間を共有し、一時間後に保育園へ向かうと、
大きなシーツタオルを安心タオルにするほど不安だったようですが、それでも泣きじゃくりながらも遊びはじめたのはさすが子どもの好奇心と適応力です。
この日は、家に帰っても落ち着いていました。
これは意外と早く慣らされちゃう?期待が芽生えた2日目でした。
慣らし3日目「30分、そして15分延長」
3日目、2日目の様子からもう泣かないかな?と思っていましたが、教室で抱っこから下ろした瞬間にやっぱりギャン泣き。
家ごとに事情も違うので決めるのは親ですが、慣らし保育をどう進めていくか先生が相談に乗ってくれます。
無理やり長く預けて保育園を嫌いになってしまっては元も子もないので、我が家は娘の様子を見ながら少し慎重にすすめることにしました。
これまでの娘の成長具合をみていると、すぐに挑戦するより、よーく観察しながら少しずつ距離を縮めていくことが多かったからです。
慣らし4日目「保育園の洗礼」
4月上旬、もう暖かくなったし平気だろうと思っていましたが、さっそく保育園の洗礼をうけることになりました。
発熱、一発レッド退場です。
在園中に37.5度以上の熱がでたらすぐに親へお迎え要請の連絡が届きます。
こういった時に、かかりつけのお医者さんをどうするかが悩ましい。保育園から近いほうがいいとか、家から近いほうがいいとか、評判はどうなの?とか、入園までに調べて決められていませんでした。
結局、保育園に一番近い小児科病院へ行くことに。
熱は38℃にいったりいかなかったりでしたが、インフルエンザが流行っているということで要検査となりました。
熱が出てから一定の時間が立たないとインフルエンザの検査ができないということで、結局翌日も病院へ。検査結果は陰性、一安心です。
といっても熱は下がらないままなので慣らし保育に戻れません。さて、どうしよう。
自宅療養「買って良かったメルシーポット」
5日目以降は自宅療養が続きます。
薬を飲んでくれない問題をプリンにまぜまぜソリューションで解決して、早めの回復を祈ります。
この時買っておいて良かったと心底思ったのが電動鼻水吸い取り機「メルシーポット」でした。
鼻水が喉に落ちて、咳き込んで起きて、睡眠不足で回復が遅れる、という悪循環を防ぐには、小まめに鼻水を吸ってあげるしかありません。
4月になって押入れ行きかな?と思っていたメルシーポットですが、むしろこれからがフル稼働だったようです。本当に買っておいてよかった。
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慣らし5日目・6日目「飲まぬ、食べぬ、泣きやまぬ」
金土日と安静にしていたおかげか熱がさがりました。
おかげで無事に慣らし保育を再開できたわけですが、恐れていた通りほぼリセット気味、保育園に着くと初日と変わらない泣きっぷりです。
やけに少ないな?と聞いてみると、イレブンのうち半数がお休み状態で、熱をだしたり、具合が悪かったりと思うように慣らし保育が進まないのはみんな同じようです。
さて、この週から娘にとっては最大の難関がはじまります。お食事開始です。
これも園によって違うのだと思いますが、娘が通う保育園では慣らし保育の2週目から飲み物とおやつが始まります。
5日目は想定していたとおり、まったく口につけずでお手上げ状態でした。
そして、翌日も……
うちの娘だけ断固飲食拒否。
1歳児クラスといっても1歳になったばっかりだったり、ほぼ2歳だったりばらつきがあります。こと食事については、歯の生え具合などで離乳食の進み具合もばらつきます。
なので、「保育園で飲食してくれない」問題は慣らし保育はあるあるらしく、先生もしょうがないかなぁという感じでした。
まぁ、娘の場合は戦国時代の殿様のような拒否の仕方なので、先生との信頼関係ができればクリアできる問題なのかもしれません。
自宅療養ふたたび
だいぶ問題点がしぼれてきた慣らし保育ですが、ふたたび発熱で中断となります。
前回の経験から3日程度で治ると高をくくっていましたが、朝起きると37.5℃以上&せき痰鼻水&嘔吐を繰り返して、結果的にはまるまる1週間休むことになってしまいました。
鼻水はメルシーポットで対策していたものの、痰はどうしようもなかった。痰が出やすくなるからと処方されたムコダインでむしろ回復が遅れたんじゃないかとか、いろいろと考えさせられます。
慣らし7日目「ありがとう保育士さん」
慣らし保育7日目、といっても4月の第3週の金曜日です。
ここまでフル参加できていれば15日間あったのですが、まさかそのうち半分も登園できないとは思ってもいませんでした。しかも、いままで半日未満しか保育園に滞在していません。
次週にかけるしかないなと思ってお迎えに行くと、
そこには元気に走り回る娘の姿が!
にわかに信じがたい状況を見ている妻に、先生が興奮気味に説明してくれました。
先生「○○ちゃんね、元気に遊んでるんですよっ!」
妻「ほんとですかっ!」
先生「そうなんですよっ!」
トイレから男の子の声「先生でたー!」
先生「うんこでたー?」
トイレから男の子の声「でたー!」
先生「でね、ごはんもね、バクバクたべたんですよっ!」
妻「(うんこ!?)ほんとですかっ!」
先生「春雨の炒めものなんですけど、完食ですよ!」
先生「先生がふくのでいいー?」
トイレから男の子の声「いいよー!」
妻「(先生ご苦労さまです)」
お迎えがまだの子を背中に抱えて、おトイレの子とやりとりしながら、娘の成長を報告してくれる先生、本当にご苦労さまです。
慣らし8日目
無事母親が職場へ。会社へは4月の最終週から出社予定と伝えていたようで、結果的には予定通りにことが進んだ形になりました。
まとめ
この後、ゴールデンウィークにかけて、娘の風邪→妻→私のコンボで我が家が全滅の危機になるわけですが…それはしょうがないとして、我が家では娘の慣らし保育におおよそ1ヶ月かかったといっていいかもしれません。
また、残念なことにイレブンのうち1人は慣らし保育がうまくいかず、5月に退園してしまったようです。
慣らし保育がはじまる前はわりと安易に考えていましたが、振り返ってみるともう少し準備をして望んだほうが良かったかなと思うこともあります。
とくに保育園との情報交換。保育園や先生にもよると思いますが、うちの場合は「慣らし保育」をどういう段取りですすめていくか園の説明がほぼなかったので、余計に不安が募ってしまった気がします(初日の何時に連れて来てください、としか確認できていなかった)。園側の事情も配慮しつつ、決まっている段取りや日々の状況をこまめに確認しておくべきでした。
まだまだ、始まったばかりの保育園ですが、保育士さんや仲間たちと楽しんで過ごせるよう娘ともども頑張っていきたいと思います。