妻のぬか漬け研究、チーズ・トマト・アボカド編
このところの適当なぬか漬け研究で、漬け勘*1がおおよそわかってきた妻と私。
ぬか漬けマイスター気取りで、深遠なるぬか漬けの世界に少しだけ踏み込んでみることにしました。
レッツ
ぬか漬けパーリィー
今回ぬかにぶっこんだのは、次の素材たち。
- カマンベールチーズ
- プロセスチーズ(雪印6P)
- フルーツトマト(半額セール品)
- アボカド
- ズッキーニ
- 豆腐(島豆腐を水抜き)
試すにあたって、野菜じゃない素材は漬かるの?フルーツトマトはそのまま食べようぜ、など議論はありましたが、新たなぬか漬けステージに行くにはおそらく通らなければいけない道です。試してみました。
待つこと丸一日。
期待大のフルーツトマト
水気がぬけて?硬くなったカマンベールチーズ
柔らかくなったアボカドはぬかを取るのに一苦労
ぬかに一晩漬かったみなさん
さて、肝心のお味はどうなんでしょうか?
盛り付け
ざっと妻のコメントを中心に紹介。
カマンベールチーズのぬか漬け
妻「中のクリーミーな部分を食べるとグラタンみたいな風味が鼻に抜けるね。カットしないで丸のまま数日いれたら新しい世界が開けるかも。」
プロセチーズ(雪印6Pチーズ)のぬか漬け
妻「すっぱい!かなりぬかの香りが強いかも」
私はこの6Pチーズが結構ヒット、ビールのお供で活躍しそうです。ほかの素材より酸味が強く感じたのはなぜなんだろう?同じ発酵食品同士だからかなぁ。
フルーツトマト(半額セール品)のぬか漬け
妻「……皮がしょっぱいだけか。まったくぬかの風味はないね。」
フルーツトマトは与える水分量を少なくして糖度が濃縮されるように育てられているわけですから、トマト内の濃度が高い状態です。
前回ちょこっと勉強した漬物と浸透圧の関係を踏まえて考えると、フルーツトマトは外側の濃度をかなり高くしないと「漬かる」わけがないんですよね……、これは失敗。
アボカドのぬか漬け
妻「お酒みたいなにおいがする。かなり漬かってるから、パクって一気に食べるもんじゃないや。潰してディップにしたらいけるかも」
アボカドはちょっと漬けすぎだったかもしれませんが、結構ぬか漬けに向いていると思います。もうちょっと試行錯誤してみる価値がありそう。
チーズ・トマト・アボカドのぬか漬け重ね、意外とうまい。トマトの甘みがいい仕事をしてます。
豆腐とズッキーニ、妻はノーコメントでした……
というわけで、まだまだ可能性がありそうなぬか漬け。塩分のとりすぎが気になるので週1程度になりそうですが、これからもちょいちょいと試行錯誤してみようと思います。
*1:我が家の造語です。