妊婦に優しい飛騨高山の温泉旅館、飛騨亭花扇に行ってきた
妻のつわりがなんとか終わり、無事安定期に入りました。よし!気分転換しようかということで、一泊二日で岐阜県高山市へ。
そこで宿泊した温泉旅館、飛騨亭花扇さんがとても良かった!という話です。
飛騨高山へ
名古屋駅から特急ひだで約2時間。
名古屋駅で買ったみそカツ風おつまみ(その後、広島県産と判明)と東海道新幹線開業50周年記念デザインのプレミアムモルツを楽しみ、
険しい渓谷の脇を通り、
着いたのは、手長足長が出迎えてくれる飛騨高山。
手長「たかっ!」
足長「やまっ!」
手長足長は妖怪ではなく巨人だそう。手長さんは長すぎるので手のみの出演。
高山市街地エリアへ
主に高山市街地エリアを観光しました。この記事はお宿メインなので観光の様子はさらさらっと。
小京都ともよばれる素敵な町並みをそぞろ歩き。
喫茶店でみずみずし~いわらび餅を楽しんだり、
高山陣屋で案内係のおばちゃんの熱いお白州トークを聞いたり、
明治時代の旧家を見学したりと、なかなかに文化的な時間を堪能。
チェックインの時間が近づき、向かった先が宿泊先の飛騨亭花扇です。
飛騨亭花扇へ
入り口では、飛騨の名物「さるぼぼ」がお出迎え。
広々とした爽やかなロビー。こちら夜になると雰囲気が一転します。
ウェルカムドリンクは迷わずビールを選択。キンキンに冷えておりました。
丁寧な説明の後、仲居さんに部屋に案内してもらいます。
部屋は広々のスタンダードルーム。とても小綺麗で落ち着いた和室でした。
窓からの外の景色は普通の住宅も目に入るので、正直な所いまいちかもしません。
妊婦が集う温泉宿 飛騨亭花扇
ロビーからやってくるときに仲居さんがなにやら手に持っているなぁと思っていましたが、妊婦さん用のクッションでした。
妻「それほどお腹は目立たないし、こっちから伝えてないのによく気づいたよね」
たしかに。ありがたい気づかいです。
こういった細やかな気づかいが有名なのか、館内で妊婦さんを何度も見かけました。妻が温泉に入ると自分以外に妊婦さんが3人いたそうです。
妻「会話はしなかったけどお互いに会釈したり、妙な仲間意識が芽生えたよ」
柔らかくとろみのある美肌湯
ロビーから外にでると広めの足湯があります。浴場では写真がとれないのでここでパシャリ。
すくうととろっと手からお湯が流れ落ちます。なめらかな感触がくせになる素晴らしいお湯でした。
ちなみに、公式ページのよくある質問に妊婦さん向けのQAがありました。
強い泉質ではないので、初期と末期を除いて特に問題はないかと思います。ご入浴前に、かかりつけのお医者様にご相談の上、ご利用下さいますよう、お願い申し上げます。よくあるご質問 飛騨高山温泉旅館 - 飛騨亭花扇
そうそう、通路が畳張りなので裸足で歩けて気持ちよかったです。温泉を堪能した後は一層気持ちよし。
飛騨牛を喰らう
食事は部屋でとることにしました。これも妊婦にはありがたい。
ご当地ロゴの入ったスーパードライをゴクリ。
地元の夏野菜を使った煮物などなど、夏らしい料理を楽しみます。
そして、飛騨牛が登場。まずは、飛騨牛のロースト。濃厚な肉の味がうまい。
たまらず地元の焼酎を追加。大吟醸粕で造った米焼酎、飛天。
米だけあって香りが華やか!焼酎なので甘すぎないのがいいですね。かなり好みの味です。
昼間の観光のふりかえりながらワイワイしていると、ついに本命が入場。
たまらん。至福。肉の旨味と甘みが口に広がります。こういうのを豊潤と表現するんでしょうか。
妻「つわりの時は、お肉を焼いて食べることなんて考えられなかったけど、はぁ良かったぁ」
良かったね、妻よ。
夜のロビー
量、質ともに大満足の食事が終わって、腹ごなしにロビーに向かいます。
あら、素敵。
昼間と夜とでは雰囲気がガラッと変わりますね。
いつの間にか妻が買っていたもなかアイスクリームをムーディーなロビーでいただきます。別腹です。
このもなかアイスクリームもうまい。これも飛騨産の牛乳を使っているそうです。飛騨は美味しいものばかりだ。
あと、売店で売っていたさるぼぼ甚平。お腹の子の性別がわからなかったので買えませんでしたが、いつか欲しい一品です。
大満足の飛騨亭花扇
明けて翌朝、地元の素材を使った朝食。おいしゅうございました。
不満点をあげるとしたら、駅から少し遠いことと景観がいまいちなこと、それと部屋の照明が少し低いことでしょうか。
それ以外は、大満足。
妊婦の妻も負担になることが一切なく、とてもくつろげる一泊を過ごすことができました。飛騨高山に行かれる方、飛騨亭花扇おすすめです!