お気に入りの歴史もの漫画をタイムラインに並べてみた

歴史ものの漫画を読むのが好きです。

史実に忠実なものから、実在する人物・時代を背景にオリジナルのストーリーが展開されるものなど、とくにこだわりはありません。

お気に入りの作品を上げるとしたら何でしょうか？考えているうちに、今まで読んだ漫画がそれぞれいつ頃の話なのかわかってない、という歴史好きの方に怒られそうなことに気づいてしまいました。

ということで、今まで読んだ歴史もの漫画をタイムラインにまとめてみました。

実在する城が飛んだり、実在する古墳に腕をぶっさしたりするからぬキン肉マンが歴史ものだ…なんてきりがありませんので、定義は適当に、比較的最近読んだ歴史ものをのせています（リストは最後尾に掲載）。

ちなみに「センゴク」を読むまで小諸城(ほぼ地元)の城主が仙石秀久と知らなかった程度に歴史リテラシー？が低いので、単純に並べただけのまとめです。あまり期待せずにご覧ください。

Googleスプレッドシートと連携して簡単にタイムラインを生成できる"timemapper"というサービスを使うとこの通り。

未完の漫画もありますから、タイムラインの開始と終わりはかなり大まかに設定。

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全体としては、時代に偏りがあるようです（赤丸）。

一方で、300年から800年がぽっかりと空いてていて、このあたりの時代を舞台にした漫画がどんなものがあるのか気になります（赤四角）。

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紀元前ともなると戦争ものばかりですが、その当時の人々の暮らしや考え方にまで興味を持たせてくれるヒストリエや達人伝は読んでいて楽しさが倍増します（時代考証の適正さはともかく）。

また、春秋戦国時代の中盤から後半への流れを、達人伝→キングダムで知ることができます。キングダムの時代にはすでにいない白起将軍ですが、達人伝ではラスボス的な扱いで登場、情報量が少ない紀元前の話ともなると同じ人物でもこんなにキャラクターの描画に違いがでるのか、と楽しめます。

　　
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あと、ナポレオン（漫画では北斗の拳風）が、ヒストリエのアレキサンダー大王やアド・アストラのハンニバルを軍事的指導者として賞賛したという話を聞いたことがありますが、２０００年も離れてるんですね。

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作品が多い（日本ばかりですが）この年代は、文化面で興味を惹かれる内容が多くて戦争ものとはまた違った楽しさがあります。

中でも群を抜いて面白いのはやはり「チェーザレ破壊の創造者」です。新婚旅行で行ったイタリアはさながら聖地巡りのようなノリで楽しむことができました。

f:id:tyoro_ge:20150527010206j:plain フィレンツェでロレンツォ様の偉大さに触れて興奮したり、

f:id:tyoro_ge:20150528005248j:plain サン・ピエトロ大聖堂で立派な姿（ローマ教皇）になったジョヴァンニを探す(見つからず)などなど。

テルマエ・ロマエもそうですが、作者さんのとんでもない熱量で時代考証がされた作品を読むと史跡とか実際に現地に足を運びたくなりますね。歴史ロマンのおすそ分けをしてもらったという感じ。

f:id:tyoro_ge:20150527010216j:plain ハドリアヌス帝が建てたサンタンジェロ城を観て、平たい顔族の文化に触れて興奮した時のルシウスと同じ顔になりました。

テルマエ・ロマエのヤマザキマリさん著のプリニウスは全く予備知識がないので続刊が楽しみでなりません。

　
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現地に行ける可能性は限りなく低そうですが、ヨーロッパ・中国・日本と舞台に偏りがある中、中央アジアを舞台にして描かれている乙嫁語りも結構好きです。

　
　
そんなわけで、大した気付きはありませんが、タイムラインに整理したことで今までとは違った視点で歴史もの漫画を読む・探すことができそうです。タイムラインにまとめた漫画は下記の通り（タイトル順）。

今週のお題「最近おもしろかった本」

ちょろげ日記