寝相がわるい子供の寒さ対策には「ホッペッタガーゼスリーパー」がおすすめ
今週のお題「冬の寒さ対策」
子どもの寒さ対策といえば、我が家ではこちらスリーパーです。
寝間着の上に着ているのがスリーパー
スリーパーとは、子どもが寝ているときに布団や毛布をを蹴ってしまって寒い思いをしないよう、あらかじめ着せておく厚手の上着です。赤ちゃん~幼児期用の着る毛布、というとわかりやすいかも。
スリーパーを購入してから3度目の冬になりますが、今やこれなしには娘のねんねが始まらない!というほど愛用するようになりました。
寝相がわるい
特に冬場にスリーパーを愛用している1番の理由は、なんといっても娘の寝相。
とにかく寝相が悪い!寝床を縦横無尽に転がりまくる。毛布なんてあってないようなものです。
夏はいいとして、これでは冬は気になって安眠できません。寝相のわるい子にはスリーパーは必須のねんねグッズだと思うのです。
ホッペッタのガーゼスリーパーの良いところ
さて、ベビースリーパーというと世の中には山ほどありますが、いろいろ探した結果、我が家はフィセルという会社のホッペッタというブランドが販売しているガーゼスリーパーにたどり着きました。
使っていて良かったと思うのは主に次の3点。
- 着せやすい・めくりやすい
- 着心地がいい
- デザインが好き
着せやすい・めくりやすい
スリーパーを探していると、いろいろな形があります。
- 留め具は、ボタン・チャック・紐
- 留める場所は、肩・脇・正面
- 形状は、袖あり・袖なし・足まですっぽり
などなど。
ホッペッタのスリーパーは、ボタン、肩+脇留め、袖なしという組み合わせです。
我が家で今使っているのは2歳から7歳までのタイプ(64cmx39cm)。一回り小さい新生児から3歳までのタイプ(58cmx35cm)もあります。
娘が眠そうになった瞬間にぱっと着せられる着せやすさ、寝たままオムツを替えられるめくりやすさ、こういった子育てあるあるの状況に対して、ばっと着せられてばっとめくれるホッペッタのスリーパーはよく出来ていると思います。
着心地がいい
着心地が良くないと娘も気にいって愛用してくれません。
ホッペッタのスリーパーは着心地はふんわり。種類の違うガーゼを6層に重ねているので空気を含んでふっくらする、からだそうです。
ガーゼ素材なので汗の吸い取りも抜群ですし、気軽に洗える上に、洗うほど柔らかくなってふんわりとしていくのもいいですね。
それと日本製というのは安心感があります。
デザインが好き
これは個人的な好み。
スリーパーを探していると大体が小さい絵柄で淡い色合いですが、選んだ champignon(シャンピニオン)というタイプは、カラフルで大きめの絵柄です。
これはねんねの時に着るんだよ、と覚えてもらいやすいよう絵柄がはっきりしたものを選びました。まぁ、なぜかきのこ柄なんですけどね。
勇壮な出で立ちでねんねに向かう娘
中世の騎士が着ているサーコートのようなので、我が家では「きのこ戦士」という相性でかわいく愛用しています。
ねんねの誘導にも
寒さ対策以外で良かったのは、スリーパーを着ること自体が入眠の儀式になったことです。
最近はねんねをする時に着るもの、と覚えてくれたようです。眠くなったら自分からスリーパーをもってきて「ねんねする」と渡してきます。
その後、やっぱり寝ない!とひとしきり駄々をこねてから床に落ちているゴミを見つけては拾えと訴えてくる小姑ルーチンもたまにあります。
というわけで、子どもの寒さ対策に活躍しているスリーパーの紹介でした。
子どもの寝相が悪くて夜な夜な毛布をかけなおしている、スリーパー買ってみようかなぁ、なんて考えている方の参考になれば幸いです。
一緒に遊ぶ!1歳の子どもに買って良かったおすすめおもちゃ
1歳から2歳にかけて買って子どもに買ってあげて良かったおもちゃを紹介します。
選んでみるとほとんどが後半買ったものでした。なので、実質1歳後半から2歳にかけてよく遊んだおもちゃ、だったりします。
1歳~2歳の子どもに買って良かったおもちゃを紹介
子ども用室内テント
ベスト1を決めて、と言われたこれになるでしょう。
娘の2歳の誕生日に買った子ども用室内テントです。
ロゴス テント SNOOPY KIDS Tepee 86001056
- 出版社/メーカー: ロゴス(LOGOS)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
家の中にある可愛いテント、そこにこもってしまって出てこない可愛い我が子。こんな描写に憧れていましたが、晴れて実現するときがやってきた!
ところが、思わぬ誤算が発覚します。
娘はこもる派ではなく、おまねき派だったのです。
「おとしゃんは、ここ」「おかしゃんは、ここ」
いやぁ、可愛い、お招き派もなかなかいいじゃないですか。マイテントにお招きする娘が可愛くてたまりません。
子供用の室内テントは数多くありますが、妻と相談して以下の理由で選びました。
- 引きずっても床が傷つかないような底(素材)になっている
- かわいいデザイン
- 設置が簡単
- 中が覗ける(メッシュの小窓がある)
アウトドアメーカーのLOGOSの商品なので、作りはしっかりしていますし、設置は5分もかからず完了、なにより可愛い。
さらに身長80cm台の娘なら中で寝るもよし、おままごとするもよし、ちょうどよい広さです。
ペグが打てるようになっているので外で使うこともできますし、入り口が広く出来るよう紐がついてるとか、アウトドアメーカーならではの実用的な配慮もあります。
難点をあげるとすると、おまねきされたときに中が暑いことでしょうか。
ディズニー マジカルマート おしゃべりドリームレジスター
年間を通じて1番稼働率が高かったのは、1歳半くらいの頃におじいちゃんに買ってもらったレジスターのおもちゃです。
ディズニー マジカルマート 英語と日本語! スキャンでおしゃべり☆ ドリームレジスター
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2016/08/27
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
レジ本体、おもちゃのお札と小銭、ポイントカード、牛乳やぶどうなどのおもちゃの商品、といった付属品で構成されています。
レジの部分に付属の商品をかざすと商品名と値段をキャラクターが読み上げてくれます。RFIDチップが内蔵されているので、あれうまく読み取れない?なんてこともありません。
さらに赤外線センサー(多分)があるようで、付属の商品でなくてもレジ部分にかざせばなんでも値段を読み上げてくれます。
「お会計お願いしまーす」
「ピッ、350円」
家中の小物を集めては、娘にお会計してもらうお買い物ごっこが楽しい。
お会計が飽きたら小銭遊びが始まります。付属の小銭のジャラジャラ感が結構いいんですね。
「PUSH」ボタンをおして「チンッ、ジャラッ」とレジからお金を出して、ジャラジャラとお金をまぜて、レジにしまう。
なんてことはないプラスチックでできた円盤の小銭ですが、小気味よい音が娘のお気に入りのようです。
対象年齢は3歳~となっていますが、1歳半でも十分没頭して楽しめるのでおすすめです(小銭を誤飲しないよう一緒に遊ぶのが大前提)。
また、実はこのおもちゃ、単純なレジモード以外にもいろいろなモードがあります。
- レジスターモード
- お使いモード
- お勉強モード(数字を覚える)
- 電卓モード(足し算と引き算ができる)
- 上記を英語にも切り替え可
成長とともに遊び方も変わっていきそうですね。長く遊んでもらえるよくできたおもちゃだと思います。
おじいちゃんに買ってもらった経緯はこちら。
おねんど
一緒に遊んでいるといつの間にか親が夢中に、といえばねんどでしょう。これも年間を通じて活躍しました。
まだ口にいれてしまうことがあるので、選んだのは食べても平気な素材でできているねんどです。
1つめに買った小麦ねんどは安くてお手軽です。やわかいので子どもでもすぐコネコネできていい!んですが、難点があります。
- わりと臭い
- 手がベタつく
- ポロポロと細かく落ちる
毎日遊ぶので終わった後のおかたづけの手間が気になるようになりました。そこで、小麦ねんどに比べると結構お高い寒天ねんどを試してみました。
ボーネルンドオリジナル (BorneLund Original) かんてんネンドStudio 4色セット 白/赤/黄/青 (寒天粘土) NS001
- 出版社/メーカー: ボーネルンド
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
- 臭いが気にならない
- べたつかない
- 色が鮮やかで、混ぜると違う色になって楽しい
お気に入りの点も多く、最近はボーネルンドのかんてんねんどで遊んでいます。
ただ、かんてんねんどはしばらくすると固くなってしまいます。1歳程度の子どもの力では柔らかくできないので、遊ぶ時は、まず親が一緒にコネコネするところから始めましょう。
それと口に入れても嫌がるようににがりが練り込まれています。実際娘は口にいれちゃったことがありましたが、「にがぁ」という顔ですぐに口から出していました。
モスのオマケ
買った、という意味では間接的にですが、モスバーガーのキッズセットのおまけでもらったスポンジシールも大活躍しました。いままでもらったオマケの中ではいまのところベスト1。
なんてことはない、お風呂の壁にペタペタはれる薄いスポンジ状のシールなんですが、娘とのお風呂タイムにはかかせないおもちゃとなりました。
「イルカさんはどこにはるんですか?そこにはりますかー、さすがですねー」
アーティストとその理解者という設定で遊んでします。
お風呂に浮かべて「お魚スイスイ♪」と一緒に歌ったり、なかなか汎用性が高いおもちゃですね。おかげでいつの間にか、イルカさん、タコさん、亀さん、お魚さん、モッさんといえるようになりました。
まとめ
ということで、1歳から2歳にかけて子どもに買ってあげてよかったと思ったおもちゃの紹介でした。
親も一緒になって遊べるおもちゃ、日常生活のごっこができるおもちゃ、が人気ですね。どれも長く遊べそうですし、これから遊び方がどう変わっていくのかも楽しみです。
0歳向けのおもちゃについてはこちらをどうぞ。
完全に大量に速く乾く!洗濯乾燥は乾太くんがおすすめ
家事はレベルを上げて物理で殴れ、の我が家のケースを紹介します。
マーライオンと化した娘。流行中のノロが我が家にもやってきてしまいました。
幸いにも症状は軽微だったのですが、大変なのはやはり事後処理です。
経験がある妻がテキパキと対応をしてくれました。で、この一言。
そうなんです、我が家は念願の乾太くん(かんたくん)を導入したのです。
乾太くんを導入したわけ
これまで乾燥機能つきの洗濯機を使っていましたが、量が多いとしっかり乾かないし、なにより時間がかかり過ぎでした。
乾燥中は洗濯機が使えません(そりゃそうだ)。次へ次へと大量に洗濯したいときは乾燥機能は使わずに、普通に洗っては干してを繰り返すことになります。
我が家は共働き+2歳になる保育園児、という家族構成です。
週末に大量の洗濯物を抱え込む我が家のお洗濯事情の前に、洗濯機の乾燥機能は無用の長物と化していたのでした。
でも、洗濯の負担は軽減したいし、改善したいなぁ、と思い切ったのです。
乾太くんとは
乾太くんとは、リンナイが出しているガス式の乾燥機です。
こんな感じに使います。
上が乾太くん。
厚手の敷毛布の洗濯が完了しました。
うぉぉと、乾太くんにぶちこみます。
敷毛布x2と枕カバーx2とタオルx2をぶち込みました。ノロ後の処理中なので、いつもよりかなり多めに入れてます。
あとはモードを選んでスタートをするだけです。
70分かかります。
すると、70分後、そこにはふっくら敷毛布に襲いかかる娘の姿が。
ふかふかのようです。
洗濯に溺れる週末を救う乾太くん
かなりざっくりとしたイメージですが、乾燥付き洗濯機と乾太くんの工程の違いを比較するとこんな感じです。
乾燥付き洗濯機の場合がこちら
乾太くんの場合がこちら
時間の比較がこちら
比較 | すべて仕上がるまでにかかる時間 |
---|---|
乾燥機能付き洗濯機 | 360 |
乾太くん | 130 |
乾太くんになったおかげで、洗濯を午後に持ち越さなくなりました。1つ目の仕上がりが早いのもありがたいですし、仕上がりのできばえも大きく差があります。
もちろん洗濯物事情によっては、乾燥機能付き洗濯機でも十分ですし、そもそも乾燥なんてしなくて普通に干すのでいいじゃん、という意見もあると思います。
しかし、我が家は物理で殴ることにしたのです。 やはり、家事はレベルを上げて物理で殴れ、は金言だと思います。
まとめ
日々の家事でも実感していましたが、ノロ騒動であらためて乾太くんを購入してよかったと思いました。
設置場所や設置の敷居が高いので、導入は難しいケースも多いと思いますが、条件をクリアしているなら検討してみてはいかがでしょうか。
リンナイのページに設置に関する情報が載っています(Q4)。
rinnai.jp
東京ガスの設置に関するQ&Aも参考になります。
お題その2「今年、買ってよかった物」
特別お題「2016年を買い物で振り返ろう」 sponsored by 三菱東京UFJ-VISAデビット
はてなブログは5年でどう変わったか?人気記事のタイトルから読み取る
はてなブログ5周年だそうです。
はてなブログのスローガンは「書き残そう、あなたの人生の物語」なのですが、実際どんな記事が多いんでしょうね。
例えば、アメブロと言われるとなんとなくイメージがわきますが、はてなブログは外からどう見られているんでしょう。また、この5年で変化はあったんでしょうか。
ということで、こういうことをやってみました。
- 一年ごとのはてなブックマーク数上位1000記事を取得
- はてなブックマーク検索を利用
- 期間指定をして人気記事一覧取得し、はてなブログのみを抽出(わりと適当なので漏れがあるかも)、さらに上位1000記事を抽出
- 期間は1年目が2011年11月7日〜2012年11月6日、というように11月7日を区切りとする
- 記事のタイトルを形態素解析
- Mecabを利用
- 名詞のみを抽出(数とかは除外)し、頻度をカウント
- ワードクラウドで可視化
- Rのwordcloudパッケージを利用
x年11月7日から翌年11月6日にブックマークがつけられたはてなブログの記事のうちブックマーク数が多い上位1000記事のタイトルを形態素解析して頻出単語を可視化、ということなのですが、どういうことかわかりにくいかもしれないので、例をひとつ。
ある方の直近1000件のはてなブックマークコメントをワードクラウドにしてみました。
字が大きいほど出現頻度が高い単語です。同じ頻度の単語が同色になっています。
なんとなく雰囲気はつかめますね(利用した辞書では「恐ろしい恐ろしい」が固有名詞で登録されていました、おそろしい!それと、ネガティブなコメントが多い中で光り輝くポジティブコメント「良エントリ」は「良」と「エントリ」でわかれてしまっています)。
これとおなじように記事のタイトルを用いて雰囲気をみていくというわけです。
上位1000記事なのですが、下位でもブックマーク数は200以上なので、おおよそホットエントリに入った記事群とみなせると思います。
つまり、人目に触れる機会が多い記事群であり、対外的なはてなブログのイメージを形成する一因になっているのでは、と思います。
それでは、一年ごとに雰囲気を見ていきましょう。
ちなみに私はITエンジニアではありません。日曜大工的なノリでやってみたという程度なので、ふわふわっとした気持ちでご覧いただけると幸いです。
1年目
1年目(2011年11月7日〜2012年11月6日)はIT技術に関する記事が多かったことがうかがえます。技術的な固有名詞が並ぶのが特徴的です。
中身がよくわかってない私の主観ですが、ぱっと見、イメージ的には技術評論社の雑誌のようです。
私はこの頃のはてなブログの印象が強く、世の中は頭のいい人がいるんだなぁ(書いてあることはしっかり理解できていませんでしたが)、と思うとともに、ブログはやはり専門的な知見・経験がある人が書くから注目を集める(はてなブックマークがつく)のだな、と思っていました。
2年目
2年目(2012年11月7日〜2013年11月6日)は他の年に比べるとあまり特徴がありません。1年目より技術的な固有名詞が少なくなり、より抽象的なタイトルが増えます。テクノロジそのものよりメソドロジ、仕事の仕方や開発の仕方など手法に焦点が当てられてきているように見受けられます。
イメージ的にはどうでしょうか、まだIT技術よりの雰囲気が漂っているので日経BP社のIT系雑誌あたりが近そうです。
ちなみに、これは5年とも共通なのですが、読み手を意識して書かれた記事は「○○な人」、個人の体験談は「○○した話」というタイトルがつくため、「人」、「話」などは頻出単語になります。
3年目
3年目(2013年11月7日〜2014年11月6日)になると、技術色が薄れてきてました。「まとめ」の頻度が高くなり、あわせて「レシピ」「本」なども頻出するようになります。
イメージは…かなり適当ですが、なんとなくクックパッドなど、料理のレシピをまとめた雑誌でしょうか。
この結果は、おそらくまとめ・キュレーションサイトの影響なのだと思います。
自身の技術や経験にもとづく考えを伝えるというより、情報をまとめたり、既知の情報を伝えなおしたりするスタイルが増え、そういった記事にブックマークが多くつくようになってきたようです。
4年目
4年目(2014年11月7日〜2015年11月6日)は、大きく雰囲気がかわります。「おすすめ」「ランキング」「紹介」など、まるで日経トレンディやDIMEの表紙のような雰囲気に。
買って良かったものなどをまとめて紹介する手法が(SEO的にも?)人気を博した結果なんでしょうか。
しかも漫画であったりアプリであったり、検索におけるビッグワードが多く、 はてなブログでればこう書けば検索上位にくる、といったノウハウが共有されてきたのかもしれません。
5年目
そして5年目(2015年11月7日〜2016年11月6日)。4年目の流れは残しつつも、定番の「英語」だったり「人生」「仕事」などビジネス・生活に近い言葉の頻度が多くなってきました。
雰囲気は、例えば、日経ビジネスAssocieとかでしょうか。
まとめ
最後に、可視化で利用したRのwordcloudパッケージにグループ間の差と共通をみる関数が用意されていたので使ってみました。
まずは5年ごとの差がこちら。
1年目と5年目の違いがはっきりとわかります。3年目から4年目が転換点だったんじゃないかなぁ。
次は5年間の共通ワードがこちら。
書いてある題材が変わったとしても、自身の経験を伝えたり、特定の誰かへ解決策を伝える記事が人気を集めるのは不変のようです。
さて、それでは、なぜ5年間ではてなブログの雰囲気が変わったんでしょうか。
今回の対象となった1000件x5年はブックマークの質の影響を受けます。書き手が読み手に合わせて変わったのか、書き手が入れ替わったのか、書き手と読み手が同じユーザーになってしまったからか、別サービスとの関係、などなど、この辺の話を掘り下げないと説明できないかもしれませんが……今回はここまで。
というわけで、はてなブログの雰囲気をなんとなく掴んでみたい、というふわふわとした記事でした。
5年後の自分へ、もう少し技術的にも内容的にもカッチリした記事がかけるようになっていてください。
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
孫に号泣されたじいちゃんのプレゼント大作戦
さかのぼること一年前の夏。
孫娘に号泣されるじいちゃんがいた。
初孫なのに抱っこできないじいちゃん
生後間もないころ、初めてのひな祭り、お宮参り、そこまでは良かったんです。
お盆に娘を連れて帰省することになり、じいちゃんは孫娘と数カ月ぶり再開することになりました。
生後8ヶ月。
これくらいの月齢になると、赤ちゃんは人の違いを認識して意思を持って接するようになります。いわゆる人見知りが始まる頃です。
で、結果がこちら
号の泣です。
じいちゃんをみると何故か泣く泣く、抱っこしようものなら全力で脱出を試みて暴れまくります。
必死過ぎてかりあげクンみたいな口に
まともな抱っこの写真が一枚もありません。
ばあちゃんには懐いていたので、見た目なのか声なのか、じいちゃん特有の何かが娘を怖がらせているようでした。
まぁ、じいちゃんも赤ちゃんに不慣れなので、引き出しがほぼないんですよね…
唯一のあやし芸がメガネボーン…
最初は笑ってみていた私と妻も、3日間泣かれっぱなしでションボリのじいちゃんをみているうちにいたたまれない気持ちになってきました。
結局、笑顔の抱っこがないまま終わったじいちゃんの夏でした。
今年の夏にむけて仕込む
妻「みていられない」
妻の悲痛な心の叫び(最初めちゃくちゃ笑っていましたが)、このまま何もしなくてよいのだろうか、いやよくないでしょう、ということで一年かけて準備をしていくことにしました。
娘のお気に入り猫スクラップブックにじいちゃんを添えて、サブリミナルじいちゃん
タブレットを実家に贈っていつでもビデオ電話、コンピューターおじいちゃん
他にも、じいちゃんに似た人がいたら積極的に会わせる(ドッペルゲンガーじいちゃん)など、なるべくじいちゃんの顔や声に慣れてもらおうと心がけてきました。
今年の夏
そして、ついに今年の夏がやってきました。新幹線に乗り、長野へ。
佐久平駅で車で迎えに来てもらい、実家に向かう手はずになっています。
ちなみに佐久平は、真田に沸く上田と天下の軽井沢に挟まれる、どちらかというと地味な駅です。ただ、地味ながらも新幹線駅を起点とした都市開発の成功例とも言われています。佐久平駅から都内に通勤する人もいるそうです。
そんな私のうんちくをつまらなそうに聞く妻と新幹線にワクテカの娘。
そうこうしているうちに佐久平到着。
改札で満面の笑みで出迎えてくれたばあちゃんには早くも慣れました。
一方、運転席で待つじいちゃん、娘とは直接顔を合わせないまま移動するとこになり、車内に緊張が漂います。
欲しいもの買ってあげる作戦
じいちゃん「トイザらスに行くよ」
予期せぬ一言、車ですぐのところにあるトイザらスへ向かうことに。どうやら欲しいものを買ってあげたいそうなのです。
私と妻も最寄りにトイザらスがないので憧れの場所だったのですが、娘も入り口から遠目にみえる宝の山に一層目をキラキラさせています。
あっ!
と、指差してはおもちゃに突進し、ふむふむと遊び尽くす娘。
ぴたりと寄り添うばあちゃん。そこはじいちゃんに譲って欲しいんだけどなぁ。
しかし、鉄壁のばあちゃんのディフェンスを前にじいちゃんは孫とのふれいあいがないままトイザラッキーを強いられます。
ところが、
あ、もしかして、端から全部見ていく気!?……まさにトイザらスと化した娘、ばあちゃんに一抹の不安がよぎります。
ガチで端から遊びだす、しかも1つ1つが長い
だいたい田舎の人は車文化なので健脚じゃなかったりします。
ばあちゃんが体力温存で一歩引いたところで、じいちゃんが控えめに近づいていき……すると、なんということでしょう。
そこには、孫を抱えるじいちゃんの姿が。
ピタゴラスイッチ的なおもちゃにビー玉をエンドレスで流し込む娘、せがまれて何度も持ち上げるじいちゃん、トイザらスにも沼がありました。
無言でうなずき合う私と妻。なんてことはないシーンなんですが、昨年の惨劇を目にしているためか感慨深いものがあります。
その後も多少の緊張感はあるものの、じいちゃんと娘は一緒に仲良くお店を巡っていました。
しかし、トイザらスハイなだけかもしれません。
まだまだ安心できないかもしれない、と実家に向かいます。
気に入ったおもちゃのカートで店内を爆走する娘
ちなみにトイザらスでは、いろんな商品が入っているおもちゃのカートを買ってもらいました。今もうちの中で縦横無尽にお買い物をしています。
サプライズプレゼント作戦
記憶する限りではプレゼントを贈る父を見たことがありません。なので、私としては衝撃的なできごとでした。
なんと娘におもちゃを買ってくれていたのです。
子供向けレジのおもちゃ
「ディズニーマジカルマートへようこそ!」というミニーの声で動き出すレジやビニールボールなどなど、家にもおもちゃの山がありました。
中にはガチで「それどこで買ったの?」なブツもありましたが……
とくにレジが娘のお気に入り。ピッ、とスキャンしたものを判別して値段を読み上げてくれます(赤外線とRFIDタグで認識してる?)。
レジモード以外にも、読み上げられた商品をスキャンするとピンポン!となるお使いモードもあります。
教えたことがないぶどうを的確にお使いしてくる姿に、「天才か」と騒然する我が家。さすが巨峰が名産である東御市の孫です。
このドリームレジスターは大のお気に入りとなり、我が家のあらゆるものが日々お会計されています。ちなみに私は250円でした。
シャボン玉で仲良くなろう作戦
更にじいちゃんの作戦は続きます。
勝機とよみとり、一気呵成に畳み掛けてきました。
じいちゃん「シャボン玉やらないのかい?」
三角形に秘密あり
私が遊びたかった、そんな理由でトイザらスでこっそりシャボン玉グッズを買っていたのです。それをじいちゃんは見逃しませんでした。
聞くところによると、巨大シャボン玉をつくるには三角形が向いているそうです。
トイザらスでみつけたこのアンビリーバブルビッグも三角形になる剣型のシャボン玉グッズです。
その威力は……
でっ
でかいっ!
全員「ワァオ」
娘大のシャボン玉を簡単に作ることができるじゃありませんか。
作ってくれとせがまれて巨大シャボン玉をつくるじいちゃん
バブル系の魔法を発動している風の娘
さすが、古くから遊びの王道として君臨するシャボン玉です。1歳8ヶ月の幼児から70歳間際のじいちゃんまで夢中になって遊んでしまいました。
一体感が出たところで、じいちゃんが普通の大きさのシャボンをやってみせると、フーっと真似をする娘。
初日はできませんでしたが、じいちゃんに教えてもらったかいがあって2日目には、見事なシャボン玉を作れるようになりました。
できた!
シャボン玉作戦でかなり距離が近づいた感があります。
というか、「あれ、ずっと消えずに飛んでてすごかったな、すごかったな、な」と興奮気味なじいちゃん。実際一番はしゃいでたのはじいちゃんだったりして。
一緒にじょうろ作戦
2日目の朝、朝食の後に再びじいちゃんの作戦が発動します。
じいちゃん「一緒に水をあげるかい?」
なんと、娘用のじょうろを用意してくれていました。
孫のために買って育てているサクランボの苗木、自らぞうさんじょうろで水やり
労働の喜びをかみしめる娘
黙々とトマトやナスに水を上げる二人。まるでいつも一緒にいるじいちゃんと孫が日課の水やりをしているかのようです。
最終日は抱っこされてトマトを収穫
時間があると、自分から水やりをしたいと積極的な娘にじいちゃんはとてもうれしそうでした。トマトは嫌いなので食べられませんでしたが……
笑顔の抱っこでお別れ
地元ではかなりイケているスーパーマーケット「ツルヤ」で仲良く買い物したり、
娘史上最高の乗り心地だった(と思われる)のツルヤのブーブーカート、娘は自分がしてると思っているが運転してるのはじいちゃんだ!
立科町にある長門牧場を一緒に楽しんだり、
長門牧場はアルパカもいますが、つばをとばしてくるので気をつけろ!
プレゼント大作戦が功を奏したのか、だんだんと仲良くなっていったじいちゃんと娘でした。
最終日は、小諸駅からしなの鉄道にのって軽井沢駅経由で帰る予定だったので、小諸でお別れです。
駅前で記念撮影。
時間がなかったので、なぜかアニメの聖地パネルの前でポーズ
にっこり笑って抱っこでお別れ。家族全員が大満足の楽しい帰省となりました。
まとめ
じいちゃんが笑顔で孫娘を抱っこできて本当に良かった。
時間が解決しただけでは、とも思いますが、じいちゃんなりに孫娘との距離を縮めようといろいろとプレゼントを用意してくれたことがうれしいです。
また、ふりかえってみると娘の反応が良かったのは、カート、レジ、シャボン玉、じょうろ、大人とおなじことができるおもちゃが楽しかったようです。おもちゃそのものというより、一緒に遊ぶとか、一緒にお仕事する、という体験が嬉しかったのだと思います。
と言うわけで、娘に号泣されたじいちゃんのプレゼント大作戦の話でした。
それどこ大賞「買い物」