リアルな虫が描かれていない殺虫剤が増えると妻が喜ぶ
わが家の夏に登場するアイテムとそれにまつわる話。
夏アイテムはこちらになります。
ひきの画像がこちらになります。
さらにひきの画像がこちらになります。
そう、わが家の夏アイテムは妻のイラストが貼られた殺虫剤なのです。
もちろんイラストを貼っている理由があります。
妻「虫が嫌い、絵を見るのもいやだ」
殺虫剤を買ってくる私。虫の絵が描かれた部分にイラストを貼りつける妻。恒例になりつつあるわが家の夏の習わし。
というわけなんです。
殺虫剤の虫の描画が気持ち悪い!
ところで、うちの妻のように殺虫剤の虫の描画が気持ち悪い!という方は結構いるんじゃないでしょうか。
たとえばこんなこともありました。
とある薬局。
虫が描かれていない商品に手をのばそうと近づくと、すぐ横にリアルなGが描かれた商品(リアG商品)が盛大に陳列。ビビった妻は購買意欲が失せて、ひぇ~と逃走。
リアGトラップの一例、モザイク加工済み
リアル描画をする理由はなにかしらあるのかもしれませんが、うちの妻のような購買層を遠ざけているのはまちがいありません。
虫の描画を多用する殺虫剤のCM
妻のような購買層を遠ざけているといえば、殺虫剤のCM。
リアル描画をする理由がわかるかも?と、ライブラリが充実しているKINCHO 大日本除虫菊株式会社のCMをひと通り評価してもらいました。
妻の評価結果
A:ブランドが確立されている商品。細かい説明や説明のために虫そのものを登場させる必要がない。→いつ観ても許せる。
C:比較的新機軸の商品。どんな効用があるのか説明が必要。対象となる虫自体は認知度が高いので表現も控えめ。→食事時でなければ許せる。
D:これも新機軸の商品。通常目につく所にいない虫なので、リアルな表現で危機感を煽る。→流れ出したらチャンネルを即座にかえる。とくにお米に虫コナーズは悪質。
ということで、リアル描画をする理由は次の2つっぽいということがわかりました。
- 新機軸の商品は、効用を説明するためにリアルに描画する傾向がある。
- 通常目につく所にいない虫は、危機感を煽るためにリアルに描画する傾向がある。
いずれにせよ放送する時間だけは注意してほしいですね。
リアルな虫が描かれていない殺虫剤が増えてくれれば妻得
虫の描画が気持ち悪い!という妻がうみだした夏のアイテム。
これはこれで気に入っていますが、願わくばどこかのメーカーが「虫の描画が気持ち悪くて商品におよび腰になる」層向けの商品パッケージ・CMを積極的にだしてくれればうれしいな、という話でした。