ちょろげ日記

日々のちょろっとしたことを

成長の夏

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」

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娘「花火はきれいだけど、はかないね」

1歳8か月になった娘のひとこと……なわけはありませんが、なんて成長著しいんだろうと思った今年の夏の娘の一コマ。

去年はお母さんに抱っこされて、恐る恐る覗き見るのが精一杯だったのに!なんて堂々としたものでしょう。
 

色んな物に興味を示すようになったのに加えて、とくにここ数ヶ月は、身体能力が高くなってダイナミックな動きが増えてきました。

しばらく続いた運搬ブームのときには、それ持てちゃうの!?というような重い物も、うんとこしょと頑張って運びました。

f:id:tyoro_ge:20160830011951j:plain ふんばりスタイルがかわいい。
 

家の中では、すわ、お母さんorお父さんがいないと見るや捜索、早く出てこいとイーサン・ハントばりの体勢でトイレを妨害するようになりました。

f:id:tyoro_ge:20160830012014j:plain 巧みな靴ベラ使いで攻め立てます。我が家の安便はミッションインポッシブル。
 
大人の真似も増えてきてました。もっぱらお母さんの真似が多く、掃除機をかけていると、私にもかけさせろと強引に奪うこともしばしば。

f:id:tyoro_ge:20160831002526j:plain 軽量の掃除機も娘には重いのでガトリングガン持ち。「ごぉー」と自分で言いながらかけます。
 

部屋の探索にあきると、完全武装でおでかけ要求が始まります。帽子を指差して「ボウ!」がおねだりの合図です。

f:id:tyoro_ge:20160830012031j:plain 巨大遊具に挑む娘。

f:id:tyoro_ge:20160831003243j:plain 別の日、自分からすべり台のハシゴを登る娘。お父さんにとっては思わず声がもれるほどの驚きの一歩でした。
 

さらに、夏になってからのここしばらくは、意思表示がはっきりとしてきて、目を見張る成長を見せてくれています。

新しい言葉をどんどん使うようになってきて、もしかすると語彙爆発期(言葉の爆発期)を迎えつつあるのかもしれません。

ちなみに、この1歳半を過ぎたあたりから言葉が急増する「語彙爆発」ですが、爆発といっても、次の論文によると1歳台であれば1日あたり平均1語程度なのだそうです(1日に8から10個も新しい言葉を発する説を否定する内容)。

ここで注目したいのは,語彙爆発後の速度が 1 日あたり平均約 1 語程度という点である。語彙爆発に関する教科書的な記述では,「語彙爆発が起こると 1 日 8-10 語のペースで新しい語を発する」とされていることが多いが,語彙爆発直後の 1 歳台に限定にすれば,そのようなペースで語彙発達が進むことはない。本データでも,1 日に 8 語以上も新しい語が出ることはほとんどなく,99%は 1 日に 4 語以下である(南・小林,2012)。この点は,Bloom(2004)が語彙爆発のレビュー論文でまさに問題視したことであり,従来研究で定量的解析がほとんどなされなかったために,誤った記述が一人歩きしてしまった可能性が高い。従って,本データは,語彙爆発に関する教科書的記述の適正化のためにも貴重な証拠を提供する。 語彙爆発の新しい視点:日本語学習児の初期語彙発達に関する縦断データ解析

 

とにもかくにも、妻も私もこれまで小さい子どもが身近にいたことがなかったこともあり、2歳にならない子どもがこんなにも活動的なことをするとは思いもよらず、毎日が驚きの連続です。

3日会わざればどころか、刮目の毎日、来年の夏はどうなってるのやら。楽しみでなりません。
 

ちなみに写真は妻が撮影、前方のカップルの構図に重ねたそうです…。