はてなブログがスタートした2011年11月7日の様子まとめ
今週のお題特別編「好きなブログ・おすすめのブログ」 #はてなブログ は3周年
ということで、2011年11月7日に「はてなブログ」がスタートして3周年だそうです。
スタート直後はどんな様子だったんでしょうか?
2011年11月7日はてなブログリリース直後の様子
16:26 近藤社長がサービス開始をツイート
はてなの新しいブログ。クローズドベータスタートです!招待状ご希望の方ご連絡ください! / “Hatena::Blog (beta)” http://t.co/vgQnfovi
— 近藤淳也 (@jkondo) 2011, 11月 7
最初はクローズドベータという位置づけでスタート。招待されないと参加できないという狭き門のだったようです。
16:26 同時刻、その裏で歓迎のハッシュタグ
はてなブログ使いたい #xss
— Yosuke HASEGAWA (@hasegawayosuke) 2011, 11月 7
目の付けられどころがはてなですね。
16:32 プレスリリース公開
新サービス「はてなブログ」ベータ版を招待制でリリース シンプル、モダンで誰でも使えるブログサービスへ(略)はてなブログは「最先端だけど使いやすいブログサービス」を目指して開発しています。(略)ソーシャルメディア上で膨大な情報が流れる中で、情報を整理、ストックできるブログなどのウェブサービスの重要性が見直されています。シンプルで誰でも使えるサービスを提供することで、よりたくさんの方にブログの楽しさを感じていただければと考えました。
「最先端」「シンプル」「使いやすさ」「モダン」というキーワードとともにはてなブログのリリースが伝えられました。その後、このリリースに対してxev_raさんからあたたかい激励のお言葉が。
今更ブログ!? 可能性がある分野が山ほどあるITエリアで勝負が付いた枯れた領域に今更突っ込んでいく意味がよく分からない。やはり京都に居るとダメなんじゃないの? / “新サービス「はてなブログ」ベータ版を招待制でリリース。シンプル、モダ…” http://t.co/MGs7oZPD
— Xevra Lindich (@xev_ra) 2011, 11月 7
16:40 けんすうさんにまとめられる
はてなブログはじめてみました - kensuu's diary http://t.co/7NrVclj0
— けんすう / nanapi (@kensuu) 2011, 11月 7
書いた! - 初めての人でもすぐわかる!『はてなブログ』スタートアップガイド | nanapi [ナナピ] http://t.co/1wnbyq0G
— けんすう / nanapi (@kensuu) 2011, 11月 7
サービススタートして30分で解説記事がアップされます。後の77億円の一部に。
17:11 徳丸先生に略称を危惧される
はてなブログの省略形は、やはり「はてブ」なのでしょうか。ひょっとして「はてブロ」? アメブロのぱくりみたいだし、滑舌悪い人が発音したら、間違えそう
— 徳丸 浩 (@ockeghem) 2011, 11月 7
リリースからしばらくの間は、呼び方、招待くれくれ、はてなダイアリーの行く末、などが話題となっていたようです。
18:35 はてなブログ史上最多スターをつけられることになる記事が作成される
……ということで、はてなブログがスタートしてから2時間程度の様子をざっと眺めてみました。クローズドベータということもありますが、技術者の方々の注目が集まりやすいブログという印象を受けます。
このスタートから3年。はてなブログは変わったんでしょうか?
私の主観ですが、今のはてなブログは趣向は広がりつつあるものの、コアの部分はスタート時点とあまり変わっていないように感じます。
例えば、こういったちょっと興味があるけど解説がないと理解しきれない!という私程度にもありがたい記事(理解の程度はそれなりにですが……)があるのは、はてなブログならではないでしょうか。
実際、「広告掲載について - 株式会社はてな」で公開されているはてなメディアガイドという資料をみると、はてな全サービスについてですが、広告主に対してもユーザーの中心が「インターネットリテラシーが高く、比較的年収が高めでIT・通信業等に勤めるエンジニアが主なユーザー層です。」と言っています。
ただ、これって広告ビジネスという視点では強みとは言い切れませんよね。インターネットリテラシーが高い人の記事が広告と親和性が高いか?というとそうでない場合もあるからです。
ですから、今後、広告ビジネスを意識してアメーバブログのように若い女性の利用者を増やすような方向性に舵取りがあってもおかしくはないはずです。はてな女子カテゴリとかB!KUMAガールズがそうかもしれませんが。
Ameba広告商品ダウンロード一覧|Ameba広告ニュースブログより
と、適当なまとめになりますが、他力本願ないち閲覧者としては、今後も技術者の方々のブログ記事がコアコンピタンスとなるようなサービス・ビジネスになっていってもらえるとありがたいなぁ、と思った次第です。