ちょろげ日記

日々のちょろっとしたことを

絵本を30冊読み聞かせて娘が興味を持つ言葉を10見つける

今週のお題特別編「この春に始めたいこと・始めたこと」

〈春のブログキャンペーン 第2週〉

 

娘が生まれて三ヶ月が経ちました。

目の働きが良くなってきたことで、動くものを追うのが上手になってきたり、長い時間ものを観察できるようになってきました。

そんな時期に、おきている「泣いている娘を落ち着かせられない」問題。それを解決するために立てた目標のお話です。
 

娘を10秒で笑顔にしたい

f:id:tyoro_ge:20150416204139j:plain

泣く娘「アイアイアイ…アイ」

お父さんの得意技"オレガダッコスルトナキヤム"が通じなくなり、いろいろ試してみますが、なかなか泣き止んでくれません。

仕方がないので、妻にお願いしてなだめてもらいます。すると、娘は10秒とかからずに泣きやみ、おだやかな顔になって笑顔を見せてくれます。

私も娘を10秒で笑顔にしたい!!
 

娘が何に興味を持つのかわかっていない

私のどこに問題があるのか知るために、妻と義母があやす様子を観察してみました。

その結果、かける言葉・体の動き・表情など、私に比べてパターンがとても多いことがわかりました。

聞いてみると、娘が興味を持つものがいくつかあるらしいのです。娘の様子に合わせてあれやこれやと繰り出すと、泣くのを忘れて落ち着くとのこと。

当たり前のことのようですが、あらためて考えてみると、私は抱っこに頼っていたので1つもわかっていません。
 

なぜ「娘が興味を持つもの」がわからないのか?

よし、おもちゃを買ってこよう!と言いたいところですが、根本的な原因をつきとめるために、なぜ「娘が興味を持つもの」がわからないのか考えてみます。
 

まず、娘と接する時間が短い。娘と過ごした時間を振り返ってみると、平日は平均2時間。そのうち、娘の顔を見ている時間は平均30分です。

ただし仕事の都合もあるので、この30分を伸ばすことは難しそうです。それに一緒に過ごす時間が長いほど見つけられるのかというと、そうではないはずです。

 
では、なぜ30分を有効に使えていないのか?娘の反応を引き出す私の語彙が少ないのではないかと考えました。

妻は北酒場からクラシックまで歌のレパートリーが豊富ですし、義母は謎の造語をあふれるように繰り出します。

私はというと、あやすためにやっとこひねり出したのが「普通の声のトーンであいうえお」という始末です。おっさんの普通のあいうえおに喜ぶ赤ちゃんはどこにいるのでしょう。

これまで身近に赤ちゃんがいなかったせいで、赤ちゃんにどんな言葉をかければいいのかわからないのです。

娘にいろいろな言葉を投げかけて、いろいろな反応を引き出さなければ、何に興味を持つのか見つけられません。 
 

絵本を読んで娘の反応を引き出す

  • 娘が反応しやすい言葉を増やす

  • 娘の反応を観察する

どうすればこの2つができるか考えて、本の読み聞かせを試してみることにしました。

赤ちゃん向けの本は赤ちゃんが反応する言葉がたくさんあるはずですから、私の貧相な赤ちゃん向け語彙力を補ってくれるはずです。

また、ただ読み聞かせるのではなく、読んだ言葉に娘がどんな反応をしているのか観察することを意識しました。
 
f:id:tyoro_ge:20150415222645j:plain

実際は、写真の姿勢とは違って、娘の表情がよくわかるようにあぐらの上に横向きにのせて読み聞かせをしました。
 

ためしに買ったのがこの三冊。  

いっしょにあそぼ あかあかくろくろ

いっしょにあそぼ あかあかくろくろ

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

 
「しましましま」「そうじき、ぶいーん、ぶいーん」「ねこ、にゃぁにゃぁ」など、いずれの本もコントラストがはっきりした絵にこういった言葉が並びます。  

絵本をひらくと娘は絵をじっと見ます。「ほらひこうきだよ」などと話しかけてもまだまだ絵を見ています。そこで、「ひこうき、ぶーんぶーん」絵本にかかれている言葉をリズムよく話すと、(なんだ不思議な音がする!)という表情で私の口をじっと見ます。

f:id:tyoro_ge:20150416203824j:plain

どうやら、繰り返しのリズムが小気味よい短い言葉に赤ちゃんは反応するようです。

絵本の言葉のなかでも反応がいろいろで、「しましましま」はほとんど反応がありませんし、「そうじき、ぶいーん、ぶいーん」はうれしそうにします。「ねこ、にゃぁにゃぁ」を高音でいうとちょっと嫌そうな顔になります。

 
そして、何回か読み聞かせを試した結果、娘が笑顔になる言葉をみつけました。

「じゃーじゃーじゃー」

f:id:tyoro_ge:20150415222715j:plain

めちゃめちゃ笑う。むちゃくちゃ可愛い。

なぜかわかりませんが、濁音が好きなようで、とりわけ「じゃ」が好きなようです。

絵本の読み聞かせをすることで、娘が興味をもつ言葉をみつけることができました。これは効果がありそうです。
 

絵本を30冊読み聞かせて娘が興味を持つ言葉を10見つける

せっかくなので目標を決めます。

世の中には絵本をのべ一万冊読み聞かせて、東大に入る子供を3人育てた方がいるそうですが、さすがに時間とお金がありませんし、そもそも私の場合は目的が違います。

そこで、まず掲げた目標は、3歳までにのべ1万冊の絵本を読み聞かせ、のべ1万曲の歌を歌って聞かせること。4人それぞれ縦長のカレンダーを用意し「正」の字を書いて1冊ずつきちんと記録したという。

dot.asahi.com  
 
ねらいは泣いている娘を10秒で笑顔にすることです。

それができている妻は、娘が興味をもつパターンを10ほど持っているそうなので、私も娘が興味を持つ言葉を10見つけると良さそうです。

絵本3冊で娘が興味をもつ言葉を1つ見つけられましたから、30冊で10。

ということで目標は「娘が1歳になるまでに、30冊の本を娘に読み聞かせて娘が興味が持つ言葉を10見つける」に決定!

絵本を読み聞かせる意外にもいろいろ試してみますが、本当に泣いている娘を10秒で笑顔にすることができるのでしょうか。楽しみです。