メモ魔の妻にScanSnapを買ってあげようとしたら既にスキャン準備万端だった
うちの妻は貼り付けメモ魔だ
うちの妻は旅行好きで、とりわけ下準備に情熱を燃やす。調べまくった情報を丁寧にノートにまとめる。手書きなのがいいらしい。
そんな妻の準備万端な旅ノートがあるおかげで、なんら不安のない旅行を楽しめる。ところが、前回の旅行ではたまたまノートを忘れてしまった。
私「明日の何時にどこにいくんだっけ?」
妻「すぐにわからない」
私「ノートは…(あ、忘れたんだっけっか)」
妻「せっかく書いたのに…」
とても残念がっていた。
ScanSnapがあれば…
旅行中はスタンプを押しまくり、
家に帰ると、手に入れたパンフレットやお店のカードをノートに貼り付ける。
私「それ、あとあとどうするの?」
妻「読み返す」
パンフレットを挟み込んでどんどん太っていくノート。
私「これ保管する場所どうする?」
妻「まぁまぁ、そのうちにね…」
肩越しに見える本棚に隙間は見えない。なにか考えはあるのだろうか?
ScanSnapがあれば…
うちの妻の日課
うちの妻は、新聞に気になる記事があるとハサミで切り取って持ってくる。そして、晩御飯の時にその記事の話をする。
内容は多岐にわたっていて、時事ネタだったり文化面の記事だったり。記事を読み上げて「はい、以上です。」と言って、切り取った記事は破棄する。
私「なんで切り取るの?」
妻「忘れちゃうこともあるから、情報量は多いほうがいいよ」
私「スマホで撮れば?」
妻「読みづらい」
この日経新聞の「銅像はつらいよ十選」シリーズ(コンプリート)のように残してあるお気に入り記事もあるのだけれど、大半は捨ててしまうので、以前読んだ記事について言及すると
私「あの記事のあの人って誰だっけ?」
妻「捨てちゃったよー」
となる。
ScanSnapがあれば…
『ScanSnapを買いなさい』紙の啓示
と、ここまでScanSnapを買ってあげたら喜んでくれるかな?なんて思いながらこの記事をつらつらと書いていてとんでもないことに気づいてしまった。
答えは妻のノートにあった。
一見普通のノート、表紙には「ScanNote」という文字…
右下には「ScanSnap」の文字…oh
調べてみると、どうやらこのノートはキングジムが販売しているスキャナ用のノートだそうだ。
キングジム スキャンノート Scan Note A5 横罫線タイプ 9554Y 【5冊】
- 出版社/メーカー: キングジム
- メディア:
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「スキャンノート」は、裁断機を使わずにページを切り離すことができる、ミシン目の入ったノートです。簡単に切り離せるので、書いた内容をスキャナなどで読み込み、デジタル管理するのに最適です。
たしかに切り取りやすい作りになっている。
たまたまScanSnapを買ってあげようかなーと記事を書いていたら、すでにScanSnapでスキャンする準備(箱舟)が出来ていた…買うしかない。
というか、洞察力のない夫を許してください。
良い機会なのでScanSnapを買います!
で、どっちを買うべきか?
ScanSnapシリーズのうち個人用途で入門編となると今回キャンペーンで取り上げられている2機種が妥当そう。
BCN AWARD 4年連続受賞 感謝を込めて「特別モデル限定発売」開始!
ScanSnap S1300i Deluxe Adobe Acrobat XI Standard同梱(FI-S1300A-DSP)
ScanSnap S1100 Deluxe Adobe Acrobat XI Standard 同梱(FI-S1100-DSP)
大量スキャンをするわけではないのでスペック面での速い遅いは気にせず、妻の使い方を想定した機能の有無をチェックしてみた。
iPhoneへ、とにかくシンプルに極力ワンタッチで送れるか?
妻はiPhoneユーザーです。Evernoteも使っているのでそこにポッチっと送れるとニコニコしてくれるはず。
この辺りの便利機能は、両機種に付属している「ScanSnap Manager」がよく出来ているようで問題なさそうです。
ScanSnapのクイックメニューから、Evernote連携が可能!読み取ったメモや書類などをスムーズにEvernoteに保存し、メモやアイディアを簡単に整理することができます。
ScanSnap 特長(クラウドサービス連携) : 富士通
クイックメニューはスキャンの際にどのようにして結果を保存するかをクリック一つで選べるようにしてくれる機能です。たとえば「JPG で Evernote に保存」「PDF で Evernoteに保存」という機能や、Google Docs への保存、iPhoto への保存といったように、ユーザーが想定する利用方法があらかじめそろっています。
ScanSnap S1100 は「一家に一台」のドキュメントスキャナーになるか?
チケットなどを貼り付けた厚めの紙をスキャンできるか?
厚さは、上限値下限値ともにS1100に軍配。
- 対応する原稿の厚さ
- S1100 ストレートパス時 52g/m²~209g/m²(45kg/連~180kg/連)
- S1300i 64g/m²~104.7g/m²(55kg/連~90kg/連)
ところで、紙の厚さの単位は「g/m²」なんですね。知らなんだ。
用紙業者は、厚さを示す単位として、1平方メートルの用紙1枚の重量をgで表示する「メートル坪量(g/㎡)」を使用しています。
紙の厚さ - 印刷物の寸法・規格
ただ、S1100の上限値209g/m²は、一般的に「ファッション誌表紙・パンフレット・ポスターDMはがき・名刺」の厚さだそうなので、チケットなどが張り付いた紙はちょっと厳しいかもしれません。また、S1100の下限値52g/m²が切り取った新聞でもいけるのかも気になるところです。
新聞や雑誌の切り取りに対応できるか?
これはやってみないと…な機能のようだけれど両機種とも問題なし。強いて言うならS1100は付属オプションでA3まで対応できるので、新聞や雑誌などに対して汎用性が高いかもしれません。
インテリジェント・クロッピング機能(マーカー切り出し)
ページ上にマーカーで囲まれた部分がある場合、自動認識して切り出し、PDFに変換します。スクラップでの保存が可能です。
ScanSnap 特長(インテリジェント機能) : 富士通
機能比較まとめ
妻の使い方を想定した気になる機能と、意外と重要な重さ大きさ(うちは狭いのです)をまとめると次の通り。
S1100 | S1300i | |
シンプルワンタッチ | あり | あり |
厚さ(最大) | 209g/m² | 104.7g/m² |
インテリジェント・クロッピング | あり | あり |
本体質量 | 350g | 1.4kg |
本体幅x奥x高 | 273mmx47.5mmx34mm | 284mmx99mmx77mm |
どうやら妻にはS1100をプレゼントすると喜んで貰えそうです。
よし、S1100を買おう
と、勢いのままポチって数日、ついに我が家に初スキャナーS1100が届きました!
今年のホワイトデーは花束とScanSnapという謎の組み合わせに。
詳しくはScanSnapのレビュー記事へどうぞ!
富士通 ScanSnap S1100 Deluxe Adobe Acrobat XI Standard 同梱 【限定生産モデル】 FI-S1100-DSP
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: Personal Computers
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